草津温泉 飯島館の館内の施設は簡素です。スキー客を迎える為かロビーや休憩処は狭く雑然としていて、ゆっくりとくつろげる雰囲気ではありません。また、卓球、カラオケ、バーなどの娯楽施設も、時間をつぶすお土産処もありません。飯島館の中では、部屋と温泉との移動が唯一の運動になります。

ただ飯島館は草津温泉街の中心あり、五分とかからず湯畑に着きます。これはとても幸せな事です ! 日本屈指の温泉歓楽街のど真ん中とも言える場所にあるのですから、この飯島館に泊まる場合は館内でくすぶっていないで街歩きを楽しむのが良いと思います。

玄関ホール、ロビー

草津温泉飯島館の玄関は二重のサッシで、スキー客を迎える冬は寒い草津を感じさせます。ロビーはかなり雑然としています。草津温泉に関係のない写真とかがやたらとあってまるで民宿に来たかのようです。旅館の玄関・ロビーにでこういった情報で埋め尽くされているのは、正直言って暑苦しく残念です。また四人掛けのソファーが1セットあるだけなので、このロビーでは寛げません。

フロントまわり、お土産展示台

草津温泉飯島館のフロントは玄関を入って左側にあります。とても簡素でフロントと書いてなければ通り過ぎてしまいそうな作りですが、このシンプルさを低料金につなげてくれているのだと思うと好感さえもてます。フロント手前には申し訳程度に、土産物などを並べていますが、五分も歩けば草津温泉湯畑の巨大な「お土産屋さん集積地」に行けるかと思うと、これには一瞥すらする気になりません。ただ草津温泉の観光案内があるので、これはありがたく頂戴しました。

お休み処

ロビーから一階上の階に行くとこのような休み処が二か所あります。書棚には漫画とかがありますが、ジャンルとかシリーズ巻なども全く揃っていない、何とも飯島館らしい雑然とした書棚です。しかし考えてみれば、この方が良いのかもしれません。もし人気漫画の単行本が創刊号から最新号まで揃っていたとしたら、漫画にはまってこの休憩処に釘付けになってしまい、草津温泉を堪能する時間が減っちゃいますからね(笑)

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廊下、階段

廊下には格安宿らしいカーペットが敷かれてします。注意が必要なのが細かい段差があること。お年寄りには要注意です。草津温泉飯島館にはエレベーターがないので階段での移動になります。階段には手すりがついていますが、足腰が相当弱くなった高齢者にはいささか厳しいかもしれません。

 

自動販売機

飯島館の自販機のドリンクは『 まぁこんなものでしょう。』という感じの、可もなく不可もない値段です。