鬼怒川温泉 鬼怒川仁王尊プラザ   

休日前 1泊2食8.500円  
  土曜日宿泊1万円以下の源泉かけ流しの宿   

                        鬼怒川温泉 鬼怒川仁王尊プラザ

鬼怒川温泉 -栃木県-
鬼怒川仁王尊
プラザ


鬼怒川仁王尊プラザは、右写真の鬼怒川を見下ろす混浴露天風呂を始めとして、合計4つの風呂のあり、そのすべてが源泉かけ流しです。  

鬼怒川仁王尊プラザに泊まって

鬼怒川温泉の鬼怒川仁王尊プラザに一泊二食プランで泊まりました。 過去に悪いうわさが立った鬼怒川温泉なので、その名を聞いただけで、『 鬼怒川温泉には行く気がしない 』 という温泉通は多いと思いますが、鬼怒川仁王尊プラザは違いました。 源泉かけ流しの宿なのです。 土曜日に2人で泊まり、料金は 1人あたり 8500円!  この激安温泉宿の敷地内には、その名の通り大きな仁王様が二体ありました。

このホテルは元々はリゾートマンションであったようで、随所にそれを感じさせます。 部屋に入るといきなり台所があったりと日常生活を思い起こさせるようで寛げず、旅気分をスポイルします。 また館内も小さなフロントに窮屈なロビー、その割りに広い休憩室や娯楽室など旅館としてのバランスを欠くので、快適とは言い難い所があります。

その一方で、無料で利用できる卓球施設に無料で読めるたくさんの漫画や書籍があります。 また子供を遊ばせる玩具やオセロゲームなどを整えるサービスからはおもてなしの気持ちが伝わってきて、嬉しい限りです。 格安で利用できるカラオケや釣り堀もあり、営業努力を感じられます。 また、 『 土曜日・休日前泊1万円以下の宿 』 の水準を超える食事にはとても満足しました。

そして肝心の温泉は鬼怒川温泉の中で五指に入る本物温泉で、4か所の風呂も全てかけ流しという贅沢なものです。 実は鬼怒川温泉街では加水・加温なしのかけ流しの本物温泉に入ろうとしたら、この鬼怒川仁王尊プラザを含めた片手ほどの温泉宿しかありません。 湯量は少なめで露天風呂はぬるめなのですが、泉質はpH値9.7のアルカリ泉と嬉しい限りです。 
そんな鬼怒川仁王尊プラザに体験宿泊し、宿の公式ホームページの100倍詳しく紹介しますのでどうぞ隅々までご覧下さい。





              





鬼怒川温泉について

   鬼怒川温泉の温泉は、こんな温泉です
   鬼怒川温泉郷で、源泉かけ流しの宿は希少価値 !?


         

  鬼怒川温泉の温泉は、こんな温泉です

鬼怒川温泉の泉質は弱アルカリ性です。 一般にアルカリ温泉は 『 美人の湯 』 とも言われ、‘ 肌がきれいになる ’ と女性に人気です。 実際にアルカリ温泉は肌の表面の角質に水分を吸収させて、皮膚を柔らかくし、ぬるぬるした感じにします。 またとりわけ古い角質は、この作用の中で剥がれ落ちてしまうので、肌がつるつるになったように感じさせます。 この作用の結果、肌がきれいな女性になり、巷では 『 美人の湯 』 と言われています。

さてそんなアルカリ泉の鬼怒川温泉郷ですが、問題はそのアルカリ泉を本当に提供している宿か否か、色々と疑問が多い事です。 温泉についての問題では過去に、『 白骨温泉の入浴剤使用問題 』 など色々な問題が起きてきましたが、鬼怒川温泉についても 『 温泉が足りなくて鬼怒川の水を混ぜている 』 などの噂が発生しました。

言うまでもなく温泉に水を加えたら温泉成分は薄まり、温泉効果は半減します。 だから加水すると温泉とは言い難くなってしまうのですが、鬼怒川温泉の殆どが、源泉に加水しているそうです。

さらに加水するという事は、加水する水道代に加えて、水を加熱するためのコストがかかります。 この合成温泉水はコストがかかっているためかけ流しにはしにくく、必然的に循環ろ過使用することになります。 そして循環ろ過の中で発生するレジオネラ菌対策として‘塩素’などを混ぜることになり、もはや温泉というより銭湯のような感じになってしまいます。 
これは鬼怒川温泉に限らず、全国の温泉地でも後発の大型旅館 ( 十分な源泉量を確保できない ) ではよくある事ですが、鬼怒川温泉では殆どの宿で加水が行われているそうです。 『 鬼怒川の水を混ぜている 』 についての真偽のほどは別として、殆どの旅館で源泉が足りないので加水しているそうです。

しかし今回紹介する鬼怒川仁王尊プラザを含めて、ごくわずかですが源泉かけ流しの宿があります。 次の項でご覧いただけます。


             



         

  鬼怒川温泉郷で、源泉かけ流しの宿は希少価値 !?

鬼怒川温泉の ‘ 源泉かけ流しの宿比率 ’ は、2割!    いや、本当は1割以下っ !?

下の表は各旅行サイト(黄色部分) で、鬼怒川温泉の宿の中で 『 源泉かけ流し 』 と条件検索して 『 検索結果一覧 』 に表示された宿に印をつけたものです。 ( 鬼怒川仁王尊プラザの 〇印は、『 検索結果一覧 』には表示されなかったものの、宿の個別紹介ページでは ‘ 源泉かけ流し ’ と表示されているため、〇印をつけました  ) 

印が1つしか付かない ‘ 鬼怒川 パークホテルズ 木楽館 ’ , ‘ 鬼怒川パーク コテージ ’ , ‘ 里の宿千春 ’ や、?印が2つしか付かない ‘ 鬼怒川グランドホテル 夢の季 ’ , ‘ 御宿 一富士 ’には不安も覚えますが、一応源泉かけ流しの宿としてカウントすると、41宿中の8宿が源泉かけ流しの宿ということになります。 その数 2割!

そして私が体験した ‘ 鬼怒川仁王尊プラザ ’ を含め、口コミや温泉ブロガー諸氏の評価を鑑みると、本当の源泉かけ流しの宿と言えるのは ‘ 鬼怒川仁王尊プラザ ’、 ‘ 鬼怒川プラザホテル ’、 ‘ リブマックスリゾート鬼怒川 ’の3宿になりそうです。 となると、鬼怒川温泉の ‘ 源泉かけ流しの宿比率 ’ は、1割以下!   実に90%以上の温泉が、水を混ぜていることになります。 

鬼怒川温泉がこのような残念な温泉地になってしまったのは、東京の奥座敷として有名になってしまったからです。 その詳細は、後日ご紹介します。


           
 宿の名称

らん紹介源泉かけ流し
nifty
温泉紹介
ゆこゆこ紹介 JTB

るるぶ紹介








宿











宿
 所在地
鬼怒川仁王尊プラザ    〇  〇  〇   日光市鬼怒川温泉大原371-1
きぬ川ホテル三日月            〇  〇 日光市鬼怒川温泉大原1400
ホテル鬼怒川 御苑              〇 日光市藤原1-1
大江戸温泉物語
 ホテル鬼怒川御苑
           〇   日光市藤原1-1
あさや            〇  〇 日光市鬼怒川温泉滝813
鬼怒川観光ホテル            〇  〇 日光市鬼怒川温泉滝359-2
鬼怒川温泉ホテル            〇  〇 日光市鬼怒川温泉滝545
鬼怒川プラザホテル    〇  〇 日光市鬼怒川温泉滝530
ホテルハーヴェスト鬼怒川            〇  〇 日光市鬼怒川温泉大原14-10
ホテルサンシャイン鬼怒川            〇  〇 日光市鬼怒川温泉大原1437-1
鬼怒川パークホテルズ 木の館            〇   日光市鬼怒川温泉大原1409
鬼怒川グランドホテル 夢の季          〇  〇 日光市鬼怒川温泉大原1021
鬼怒川パークホテルズ 木心亭            〇   日光市鬼怒川温泉大原1409
花の宿 松や            〇  〇 日光市藤原19-36
鬼怒川 パークホテルズ 木楽館          〇  〇 日光市鬼怒川温泉大原1409
ほてる白河 湯の蔵            〇  〇 日光市鬼怒川温泉滝483
星野リゾート 界 鬼怒川            〇  〇 日光市鬼怒川温泉滝308
鬼怒川温泉 山楽            〇  〇 日光市鬼怒川温泉大原1060-399
鬼怒川金谷ホテル            〇  〇 日光市鬼怒川温泉大原1394
湯けむりまごころの宿一心舘            〇  〇 日光市鬼怒川温泉滝542-3
静寂とまごころの宿七重八重            〇  〇 日光市鬼怒川温泉大原1060
鬼怒川温泉 遊水紀行 ホテル大滝            〇  〇 日光市鬼怒川温泉滝155-1
鬼怒川パーク コテージ          〇   日光市鬼怒川温泉大原1409
リブマックスリゾート鬼怒川         日光市鬼怒川温泉大原2
きぬ川国際ホテル            〇  〇 日光市鬼怒川温泉滝540
若竹の庄            〇  〇 日光市鬼怒川温泉藤原136
ホテルきぬ            〇  〇 日光市鬼怒川温泉大原1060
竜王苑            〇   日光市鬼怒川温泉龍王峡1357
旅の宿丸京            〇  〇 日光市鬼怒川温泉大原1388-3
渓流の宿 緑水            〇  〇 日光市鬼怒川温泉滝861-3
ホテル栂の季            〇  〇 日光市鬼怒川温泉大原1438-1
若竹の庄 - 別邸 笹音            〇   日光市藤原136
御宿 一富士             日光市鬼怒川温泉滝798-1
きぬ川不動瀧            〇  〇 日光市鬼怒川温泉大原656-1
コンドミニアム スクウェアヒルズ            〇   日光市鬼怒川温泉大原329-1
ホテルロマン新館つつじ店            〇   日光市鬼怒川温泉大原1060
御宿 一富士            〇   日光市鬼怒川温泉滝798-1
ゆば御膳みやざき            〇   日光市藤原1番地
鬼怒川温泉 鬼怒のお宿 はん水盧            〇   日光市鬼怒川温泉大原358
里の宿千春          〇   日光市鬼怒川温泉大原1388
民宿辰巳荘            〇   日光市鬼怒川温泉滝521


             



参考資料 各旅館の客室数
           
 宿の名称  客室数
鬼怒川仁王尊プラザ 15室
きぬ川ホテル三日月 259室
ホテル鬼怒川 御苑 206室
大江戸温泉物語
 ホテル鬼怒川御苑
200室
あさや 192室
鬼怒川観光ホテル 172室
鬼怒川温泉ホテル 162室
鬼怒川プラザホテル 160室
ホテルハーヴェスト鬼怒川 150室
ホテルサンシャイン鬼怒川 124室
鬼怒川パークホテルズ 木の館 100室
鬼怒川グランドホテル 夢の季 100室
鬼怒川パークホテルズ 木心亭 100室
花の宿 松や 62室
鬼怒川 パークホテルズ 木楽館 61室
ほてる白河 湯の蔵 50室
星野リゾート 界 鬼怒川 48室
鬼怒川温泉 山楽 47室
鬼怒川金谷ホテル 41室
湯けむりまごころの宿一心舘 40室
静寂とまごころの宿七重八重 38室
鬼怒川温泉 遊水紀行 ホテル大滝 35室
鬼怒川パーク コテージ 32室
リブマックスリゾート鬼怒川 28室
きぬ川国際ホテル 24室
若竹の庄 24室
ホテルきぬ 23室
竜王苑 22室
旅の宿丸京 18室
渓流の宿 緑水 18室
ホテル栂の季 17室
若竹の庄 - 別邸 笹音 16室
御宿 一富士 12室
きぬ川不動瀧 11室
コンドミニアム スクウェアヒルズ 10室
ホテルロマン新館つつじ店 8室
御宿 一富士 8室
ゆば御膳みやざき  7室
鬼怒川温泉 鬼怒のお宿 はん水盧 6室
里の宿千春 6室
民宿辰巳荘 不明

             

   土曜日宿泊1万円以下の源泉かけ流しの宿     塩原温泉門前 静観荘 古山